wajima君、Raspberry Pi遊びもほどほどに

raspberry piで試行錯誤したことを記録に残して、同じ悩みを持つ人の役に立てたら良いやんけ。

RaspberryPiゲーム機化 詳細設定編

ここからがLINUXだよ

やっと初起動したRasPi2ですが、ここまで、LINUXを触っているという意識はほとんどありませんでした。

Win7のPCでOSのイメージファイルを焼き付けたSDカードをRasPi2に差し込んで電源を入れただけです。

世の中甘くないもので、そんな簡単になんでも動くもんじゃないんですよ。
だいたい、ゲームパッドにしてもAボタンとBボタンとL,Rボタンしか設定してない。XとかYとかのボタンは?って普通に疑問ですよね。

ここから、LINUXのコマンド画面で、こまかい設定をしていく必要があるのです。

情報収集

得意の英語で、あれこれ情報を探しましたが、よくわかりません。そこで、Youtubeで初心者向けにレクチャービデオをUPしてくれている親切な方の動画をみてみることにしました。


RetroPie: Emulation 101 - Configuring RetroPie on your Raspberry Pi - YouTube

なにも考えない。この通りにやっていくんだワシは!
英語でなんかしゃべってますが、完全に無視します。言葉なんていらない。

画面だけ見て、画面の通りに操作を進めていきます。若干、画面などで異なるところがありますが、大体いけます。

できた!動いた!ゲームができた!ありがとう!
なんですけど、これから同じことされる方のために、いくつかワシなりに学んだことを踏まえて作業手順をまとめておこうと思います。

注意点

  • 動画では、Puttyというターミナルソフトを使用して、SSHという方式でPCからRasPiにアクセスして遠隔操作していますが、RasPiの画面で操作すれば問題ありません。
    RetroPiの画面から、Quit→Quit Emulationを選ぶと、黒いコマンド画面が現れます。この画面でキーボードを使って動画のターミナル画面と同じ操作をすればOKです。

  • インターネット経由でいろいろとDLされます。RasPi2にLANケーブルを差しましょう。

作業手順

  1. RaspberryPi2のアップデート
    sudo rpi-update

    と入力すると、アップデートが始まります。数分で完了します。
    アップデートがおわったら、リブート(再起動)します。
    sudo reboot
    リブートしたら、また、Quitメニューから、Quit Emulationで、コマンド画面に。

  2. apt-getのアップデート&アップグレード
    何をしてるのかよくわかりませんが、なんか大事なものをアップデートしてアップグレードするみたいです。
    sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade -y
    と入力します。
    キーボードが英語仕様で認識されていると思いますので、&記号がShift+6では表示されませんね・・・。Shift+7で表示できました。このプロセスは、1分程度で終わりました。
    また、リブートします。
    sudo reboot
    ですね。再起動かかったら、またQuitでコマンド画面に。
  3. raspi-configの設定
    続いて、RasberryPi2の基本設定を行います。
    sudo raspi-config
    と入力すると、ブルーの画面が現れます。
    1 Expand Filesystemを選んでエンターキーを押すと、なんかが動きます。
    これは、SDカードの容量を最大限使えるようにする処理のようです。間違ってたらすみません。
    続いて、動画では作業していませんが、RaspberryPiのPWを変更しておきます。どんな危険があるのかはワシにはよくわかりませんが、念のためです。
    初期値は、ユーザーがpi、PWはraspberryになっているようです。
    2 Change User Passwordを選んで、ブルー画面の下に現れたコマンドのところに、任意のPWを入力しエンターを押します。すると、もう一度入力を求められますので、再度同じものを入力してエンターをおしてPWを変更します。
    続いて、オーバークロックします。RasPi2のパワーを最大限使う設定です。
    7 Overclockを選択します。
    動画では、Turboまでしかありませんが、私は、一番下のRasPi2というのを選びました。
    ここまでやったら、Finishを選んで、Rebootです。
  4. タイトル
    cd RetroPie-Serup
    と入力します。これは、作業しているフォルダ(カレントディレクトリ)を移動するという意味です。成功したら、左側のPi@raspberrypiという表示の右に、ディレクトリ名が表示されていると思います。Pi@raspberrypi -RetroPie-Setupになっていたら成功ですね。うまくいったら、
    sudo ./retropie_setup.sh
    と入力しましょう。アンダーバーが入力できねぇ!はい、日本語キーボードじゃないからですね。。。shift+=を押せば出てきますです。
    またブルー画面で、選択するウィンドウがでてきました。動画では、4番を選択していますが、RaspberryPi2では、U UPDATE RetroPie Setup scriptを選びます。RasPiとRasPi2で若干異なるようですね。
    ここまでできたら、動画と同じように、Cancelを選んで画面を抜けます。
    コマンドにもどったら、再度、
    sudo ./retropie_setup.sh
    を入力して、さっきと同じブルー画面を出します。
    出てきたら、動画と同じく、3 SETUP(only if you already have run one of the installations above)を選びます。
    ブルー画面のGUIが切り替わります。
    動画では、316Register RetroArch Controlerを選んでいますが、RasPi2では、317番を選ぶと動画と同じ画面が出てきます。
    ブルー画面のGUIが切り替わり、
    Connect Only the controller to be registered for RetroArch to th Raspberry Pi.
    と表示されたはずです。
    これから、コントローラーの設定を行います。注意:ここでは、コントローラーの細かい設定を行うのですが、操作に時間制限がありますので、OKでエンターキーを押す前に、コントローラーを手元に握って待機してください。
    表示に従って、コントローラーのボタンやスティックを押して、操作の定義をしていきます。失敗したら、やりなおしてください。
    これで、最低限の設定が終わったようですが、私はあと二つやっときました。
    320Samba ROM Shares と、326USB ROM Serviceです。
    これで、ネットワーク経由でPCからRasPi2が見えるようになり、PCで用意したROMファイルなどの格納が楽になります。また、USBスティックメモリーなどに入れたROMをRasPiに差し込めば自動で吸い出してくれるようになるようです。(間違っていたらすみません)

とりあえず、ここまでやったら、ROM入れればゲームはできるようになりました!